1997年8月7日(木)から15日(金)までの日程でエバゴス主催のスイスフライトツアーに参加した。大変コンディションが良く、毎日満足のいくフライトができたのでその概要をレポートする。
8月9日のニーダーホルンからオーガストマットホルンへのアウト&リターンを含む20kmのフライト、8月10日のフィルストからインターラーケンへの18kmのフライト、そして8月11日のフィルストから谷を挟んで向かい側のメッテンベルク(3104m)をトップアウトしたフライトは特に忘れられないものとなった。
成田からチューリッヒまではJALの直行便で12時間ほどのフライトだった。少々の退屈と少なめの機内食に多少不満が残ったが、初めてのヨーロッパへのフライトは思っていたよりはずいぶん楽だった。
チューリッヒに着くとレンタカーを借りて、インターラーケンを目指し高速道路を走る。途中の天気は曇りだが、時々大粒の雨がザーと降ってくる。ここのところヨーロッパは天候不順と聞いていたので多少心配になってきて、
宮田 「この雨は夕立かなぁ?(明日は晴れますよね?)」
曽我部「いやぁー、雨でしょう。(明日も雨かもしれませんね。)」
両名 「・・・」
後で聞くと、後部座席に座っていた女性陣はこのときの会話と沈黙にずいぶんあせったという。しかし、インターラーケンに着いてから見上げた満天の星空は、そんな心配を一気に吹き飛ばしてくれるものだった。